環境共生対応 ENVIRONMENTAL SYMBIOSIS

 住みよい環境とはビオートープを初めとする緑化計画にあると考えられます。我々が検討する内容には周辺環境を配慮したグリーン庁舎計画を進めるべきだと考えます。Lccを考慮に入れ未利用エネルギーの対応等、十分考慮した計画を行うことにあります。
 又、バリアフリー計画に基づいた車椅子対策で、生ずる段差解消や手すりの対応等、障害者や要介護高齢者へ気配りなどが、必要と考えています。

1.ライフサイクルコスト(Lcc)
 建築物コストスタデーを行う上でLccの検討は重要な試みとなり、温暖化対策に大きく影響を与えると考えられ、建築物誕生のライフサイクルプロセスを以下に示しますと、
  企画−−−−目的、利用方法による条件設定
  基本計画−−マネーフローを重視
  実施設計−−Lcc2発生の少ない材料の選定
  施工−−−−Lcc2発生の少ない施工技術
  竣工−−−−運営、管理面での建築・設備の維持保全情報
  維持保全−−省エネ対策、リスクマネージメント、ファシリティマネージメント
  建築物破棄−重機のCo2発生量の少ない対応
 Lccは以上で発生するすべての費用を意味するものです。
 Lc設計の3大チェックポイントには、
  1)メンテナビリティー
    清掃・整備。修繕等のしやすさ
  2)フレキシビリティー
    用途変更の対応性
  3)省エネルギー
    エネルギー消費量の削減

2.太陽光発電
 地球温暖化は国際的な課題としてクローズアップされ、地球環境の保全と限られた資源を、有効に活用する上でも省エネルギーは重要な課題です。地球環境保全やエネルギー確保の観点からも、太陽光発電に大きな期待がかけられています。採用に当たっては、地方自治体等の公共性の高い施設への導入、補助制度(太陽光発電フィールドテスト事業)、個人住宅への設置を促進するための事業(住宅用太陽光発電システムモニター事業)などが実施されています。

3.コージェネレーション設備
 資源の少ない我国にとって、多くのエネルギー源は輸入に頼っている現状です。資源の有効活用は地球環境を考えた場合に必要不可欠となります。コージェネレーションシステムは1つの燃料源より2つのエネルギーを同時に得ることができるシステムとして有効です。省エネルギーシステムなので国による税制、金融面を含む優遇、助成措置を受けられる場合もあります。

4.照明システム
 ビル内の不可として照明負荷の占める割合は多く、昼光センサを利用した照明制御システムを採用することで、照明エリアをジづお制御し、照明負荷を低減することが可能です。又、同じ照明用消費電力で大幅に明るい高効率ランプ(Hf)の採用は、照明用電力だけでなく空調負荷の低減となり、省エネルギーの有効な対策を考えられます。

以上の観点から計画を提案し、より有効なシステムが検討できるよう我々は努力しております。