空気調和設備設計監理 AIR CONDITIONING EQUIPMENT

空気調和とは室内あるいは特定の場所の空気を、その使用目的に応じて空気の温度・湿度・気流の流速・清浄度の4要素の調整する事。
空調機器から発生する振動・騒音の防止、あるいは機器運転のための自動制御装置の計装、コンピュータの利用など、技術的・学問的に解決すべき課題も多い。
空調の種類を目的の対象によって分けると、保険用空調と工業用空調の2種類に大別される。
保険用空調は、快適空調とも呼ばれ人を対象とした空調で、人体の健康、衛生の保持や労働環境、勤労意欲の向上を目的としています。
工業用空調は、工業製品の生産過程・格納時を対象とした空調で、工業製品の品質向上や保管時の劣化防止の為には、空気の温湿度の調整保持が必要です。

温度湿度とウイルスの関係
Harper氏の実験では、室温21〜24℃で噴霧されたインフルエンザウイルスは湿度50%RH以上では6時間度の生存率は3〜5%で、20%RHの湿度では66%もの生存率を示した。この結果から暖房などで乾燥した部屋だとインフルエンザウイルスが高い生存率になってしまうので部屋の加湿が必要である。さらに7〜8℃の低温では湿度50%RH以上で6時間後の生存率は35〜42%、湿度22〜25%RHの場合は63%であったのに比較して、32℃の高温では湿度50%RHでの6時間後の生存は皆無に近く、湿度20%RHで生存率は17%であった。このようにインフルエンザウイルスは低温・低湿度の環境下では、高温・高湿度の環境に比べて長時間活動することができる。